trip
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夜明け浄化
朝の宮古島では、澄んだ空気に包まれた海が、まるで生命の胎動のように波を繰り返している。漆黒の夜が徐々に明るさを取り戻し、太陽が姿を現すまでの間、忍耐強く待たなければならない。そしてついに、音もなく太陽が昇る瞬間。それはまるで誕生、再生、浄化のような美しい瞬間を思わせる。早起きして見る価値は、確かにあった。
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島への誘い
高くそびえるビル群を縫うように電車が急ぎ足で進む。その目的地は空港、そこから私は宮古島へと向かう飛行機に乗り込むのだ。毎年、この時期が来ると自然と足が宮古島へと向かう。島に何度も足を運ぶリピーターには、それぞれに愛するシーズンがあるのだろう。
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宮古の余韻
季節が巡り、ふと気づけばまた宮古島の地を踏んでいる。日陰を探しながらのんびりと歩き、夕暮れが日差しを柔らげる頃には、透明で暖かい海に身を委ねる。海の温もりに慣れたら、浅瀬で平泳ぎを20分ほど楽しむ。そしてまたのんびりとホテルへと歩いて帰る。この日の終わりに味わうビールは、なにものにも代えがたい至福の味。これが、大人の私の宮古島スタイルだ。
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絆の居酒屋
偶然足を運んだある居酒屋は、西里通りから歩いて15分ほどの場所にあった。そこで店の大将との意気投合し、翌晩も再び訪れるほどになった。2年後、再びその店の扉を開けると、「随分お久しぶりですね」と大将に覚えていてもらえた。その日以来、この島は私にとって特別な場所となり、地元の自慢のお土産を携えては足繁くその居酒屋に通うようになった。宮古島とその人々の温かく素朴な魅力に心から魅了されたのだ。
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島の虹色
快晴が急にスコールへと変わり、あっという間に再び晴れ間が訪れる。宮古島の気まぐれな天気がもたらすお土産は、キレイな虹だ。市内でもその鮮やかさを楽しむことができる。この予測不能な島の天候も、その一部としてなかなか楽しいものです。
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島の暑休み
「もっとTシャツを持ってくればよかった!」と後悔してしまうほど、予想以上の暑さと湿気が迎えてくれる宮古島。初日から強烈な南国ムードを感じさせるこの島で、大人の長期休暇を満喫する。朝早くからビールで乾杯しようかなと思うほど、ここは自由気ままな休日を楽しむにはぴったりの場所だ。
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宮古の魅力
この輝く太陽は、南の楽園、宮古島のもの。美しい海は年中無休で、晴れの日はさらにその美しさが際立つ!泳ぎたくなるし、写真を撮りたくなるし、泡盛を味わいたいし、夕日と星空に魅了されたい。たった2泊3日では全てを満喫するには時間が足りない!毎月でも訪れたくなる、そんな魅力的な島が宮古島です。
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海への誘い
SNSで見つけた、名前も知らぬ人が投稿した宮古島の美しい海の写真に魅了され、気がつけば毎日その海と島の写真を探し見入っていた。日本にこんなにも美しい場所が存在するなんて。それからその島の写真を眺めることは日々の楽しみとなり、思いは日に日に膨らむばかり。そして、この夏、夢にまで見た宮古島へと初めての旅に出る。
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勇士の碑
日露戦争中、宮古島沖でバルチック艦隊を目撃した勇敢な5人の若者たちが、重大な情報を日本本営に届けるため、170kmも離れた石垣島を目指してサバニを漕ぎ、命をかけて海を渡ったという伝説。その勇気ある行動を称える久松五勇士顕彰碑は、高台に建てられており、その地からは美しい景色も一望できます。
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島の子守唄
夕暮れ時のビーチで、宮古島の子供たちが満ち溢れる元気で遊んでいる。そこを歩くと、彼らから温かい「こんにちは!」や好奇心いっぱいの「どこいくのー」、「見てて見ててー」といった声が飛んでくる。彼らの人懐っこさには驚かされるが、ここは宮古島、地元の人々が大家族のように互いを見守る場所だ。安心して、そのままの明るさで育ってほしい。
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島への誘い
空港に向かう足取りは既に軽やかで、宮古島への期待で心は踊る。旅の計画を立て、レンタカーを選び、水着を選ぶその瞬間から、私の心はもうエメラルドグリーンの海に溶け込んでいる。これは自分へのご褒美、心のリフレッシュ。懐かしの食堂のオバァの顔を見るためだけでも。いつの間にか、宮古島は私のもう一つの家になっていた。
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海の魔法園
宮古島の海で、細長く洗練されたフォルムを持つ細カマスの群れに出会った。彼らが水中で優雅に泳ぐ姿は、まさに美の極致だ。色鮮やかなスズメダイや、優雅な海ガメ、そしてニモやドリーのような魚たちも!これは水族館かと思うほど、だけどこれは宮古島の自然そのもの。海の魔法に満ちたこの場所は、まさに地上の楽園だ。
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夏の宮古島
宮古島の暑い夏の日、ハンカチで何度も汗を拭き取りながら、サンサンと輝く太陽の下で海を見渡すゴルフコースを進む。南国特有の湿った風が吹き抜けるが、その感触が心地よく、顔が自然と笑みに変わる。予想に反して、この島の気温は僕の地元ほどではない。今日は宮古島でゴルフと観光を満喫し、明日はダイビングを楽しむ予定だ。大人だって夏の日を存分に楽しむ権利がある!
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宮古島の慈愛
宮古島の温もりが何度も私の心を蘇らせる。繰り返し擦り切れた心を、この島が優しく癒やしてくれる。何も大袈裟なことはない。ただ精一杯に生きる中で遭遇する辛い日々がある。そんな時でも、この島は静かに私を受け入れ、全てを包み込んでくれる。
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自然全てが友達
宮古島のビーチでそっとしていると、ヤドカリたちが動き出す。喜ぶ子供達。子供達の遊び相手は宮古島の自然そのものだ。
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空港での時間
宮古空港の初めての印象は、「なんだかこじんまりしていて、いつか行った海外の空港のような感じだ!」というものでした。
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日焼け自慢!
「あれ?先日どこか行ってきたんですか?」「いや~宮古島に行ってきたんだけど、こんなに日焼けしちゃってしまったよ~」なんて、休み明けの職場で言いたい!
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あいじゃ!
眩しい太陽が真っ青な空に入道雲を描いていた時、突然の雨が降り出した!「あいじゃっ!いきなり降ってきた!」と、宮古の島では水に濡れてびっくりした時に出る言葉です。