海水の透明度が高く、そこはまるで。

透明すぎる。

何だこれは。

ダイビング船はさながら宇宙船。

透き通り過ぎてまるでふわり空を飛んでいるかのようだ。

半ば強引に連れてきた高所恐怖症の友人が少しだけ気の毒に思えたけれど、まあじきに慣れることだろう。

釣り好きの彼は魚でも見れば元気を取り戻すはずだ。